近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術 帰国展

Going Away Close: Japan-Cuba Contemporary Art Exhibition

作家
岩崎貴宏,高嶺格,田代一倫,三瀬夏之介,ミヤギフトシ,持田敦子,毛利悠子,グレンダ・レオン,ホセ・マヌエル・メシアス,レニエール・レイバ・ノボ,レアンドロ・フェアル
キュレーター
岡田有美子,服部浩之,アベル・ゴンサレス・フェルナンデス,ブランカ・ビクトリア・ロペス
クライアント
国際交流基金
デザイン・印刷設計
芝野健太
印刷・製本
ライブアートブックス

日本人キューバ移住120周年を記念し,日本・キューバ両国のキュレーター・アーティストが参加して開催された展覧会のスパイラルでの帰国展。
島国という地理上の特性やグローバルな文化環境といった近さ,物理的な距離や社会制度といった遠さなど,「距離」をテーマに物事・事象の近さや遠さとは何かを問う企画であったことから,見る側面によって変化する距離感を面・線・文字情報によって表現した。
日本・キューバに共通するイメージカラーを基調に,フラットな面の上を有機的なラインが横切り,交わることによって,通過や移動,航海といった動的な営みと,それによる交流・繋がりを表現した。

date. 2018.6.6-6.17
venue. Spiral Garden
© Kenta Shibano